中小企業倒産防止共済制度経営(セーフティ共済)は、取引先事業者の倒産の影響を受けて、中小企業が連鎖倒産や経営難に陥ることを防止するための共済制度で、中小企業倒産防止共済法に基づき、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営しているものです。
■メリット
掛金月額は、5,000円から20万円までの範囲(5,000円刻み)で自由に選べ、掛金総額が800万円になるまで積み立てられます。掛金は税法上、法人の場合は損金、個人の場合は必要経費に算入できるため、節税ニーズを満たしてくれる制度です。また、加入後6ヶ月以上が経過して、取引先事業者の倒産によって売掛金債権等が回収困難となった場合に、最高8,000万円の共済金の貸付けが受けられます。
■デメリット
加入してからの月日が浅いと、途中解約した場合、解約して戻ってくる金額は掛け金総額よりも少なくなってしまう場合があります。